井川小中学校『南アルプスユネスコエコパークコーナー』を新設
3月8日、南アルプスの玄関口となる井川地区にある井川小中学校の生徒によって、地域の魅力発信と地域の課題や振興を目的とした「南アルプスユネスコエコパークコーナー」が新設されました。南アルプスを事業フィールドとする当社は、南アルプスの景観ポスターと井川蒸溜所の熟成樽を寄贈させていただきました。これまで生徒たちの想いや疑問に微力ながら応え、研究を陰ながらサポートさせていただきましたが、今日、生徒全員の発表を聞くことができ大変嬉しく思います。子供たちの素直な視点でまとめられた発表内容、地域を想う気持ちに触れることができました。
そして、今年卒業する生徒のテーマは、「発信!井川の湧き水」。湧水を活用する井川蒸溜所への見学についてもお話しいただきました。大井川流域の暮らしを守る大切な水の原点やその水を守り、活用する人々を取材し、より多くの方に湧き水のことを知ってもらおうとした素晴らしい発表でした。
その他の生徒のテーマは、「動物」「星」「食べ物」。どれも、井川地区の人々の暮らしと結び付け、自然と人のつながりを例にまとめていました。まさにユネスコエコパークの共生の実態でした。
身近なことに目を向けた内容はとてもわかりやすく、私たちは、“人に伝えること”の大切さを改めて認識しました。
私たちも生徒たちの発表に負けないように、Sharing the alps(アルプスを共に楽しむ)をより多くの方に発信していきたいと思った充実した一日となりました。
「発信!井川の湧き水」の発表資料はこちら↓