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【井川山林×バイオーム】南アルプスいきものクエスト2024

十山株式会社は、社有地である井川山林を中心に静岡県側の南アルプス一帯で、生き物コレクションアプリ「BIOME」を使用したイベントを開催します。

イベント名:南アルプスいきものクエスト2024

開催期間 :2024/8/10~2024/9/10

実施範囲 :井川山林および茶臼岳~光岳

必要な物 :お持ちのスマートフォン、バイオームのアプリ

広大な井川山林でクエストに挑戦!

静岡県の北側に飛び出した場所。

南北33 km、東西13 kmのこの場所は、特種東海製紙グループの社有林「井川山林」です。わが国最大級の山岳地帯として知られる「南アルプス」の一部でもあり、3,000 m級の山々10座を有しています。木材生産の場として1895年に実業家 大倉喜八郎が購入した井川山林は、山手線内側の約4倍に相当する約24,430 haを誇る「広さ&高さ日本一の社有林」です。

大井川の源流域でもある井川山林は、高山帯から落葉広葉樹林まで多様な植生を見ることができます。南アルプス特有の地形地質や標高差は、多種多様な動植物を育んできました。氷河期に日本列島へ渡ってきた動植物、南アルプスを生息地の南限とする動植物も暮らす井川山林は、2023年に環境省の「自然共生サイト」に認定されています。

集めよう!貴重な南アルプスの生きものデータ

これまで、特に南アルプスの静岡県側は、アクセスが容易ではないことなどから、どのようないきものが、いつ、どこで、どのように生息しているのか、その全容が明らかになっていません。そこで今回のクエストでは、この井川山林とその周囲に生息する動植物のデータ集めにチャレンジしてもらいます!

今回の調査で集まったいきものデータは、南アルプスの生物多様性を守る取り組みに活用されます。ぜひクエストに参加し、南アルプスの豊かな自然を感じながら、安全な山行を心掛け、夏の高山地帯でのいきものさがしに挑戦してみましょう!

※この取り組みは、特種東海製紙(株)、十山(株)、大成建設(株)の「利用と保全の好循環」の創出を目指す連携協定の一環として実施しています。

▶井川山林の利用・保全に向けた連携協定の詳細はコチラ

求む!外来植物情報

近年、訪問者の靴に外来植物の種がくっついて、高山帯・亜高山帯へと運ばれていることが心配されています。私たち人間の活動によって持ち込まれたいきもの自体に罪があるわけではありません。しかし、こうした外来植物の増加や分布の広がりは、南アルプス独自の生態系を脅かす要因になることがあります。

井川山林では、対策として種子落としマットを設置予定です。現在の外来植物の侵入状況を把握するため、多くの人の協力が必要不可欠です。

必要なものは、今お持ちのスマートフォン。外来種を見つけたらBiomeで投稿して、情報を集めましょう!

 

南アルプスのいきものたちをクエストに投稿しよう!

「南アルプスいきものクエスト」への参加方法は、クエスト配信期間中に井川山林でいきものを撮影して、Biomeに投稿するだけです。電波の届く場所で事前にクエストの対象エリアをチェックしましょう。(読み込みに少々時間がかかります。)

いきものを見つけたら、スマホのカメラで撮影して、投稿しましょう。南アルプスに位置する井川山林は、多くの山域で電波が届きません。電波が弱い場所でも、カメラアプリで位置情報をオンにして写真を撮っておけば、あとで投稿することができます。

椹島ロッヂではNTTドコモ・au・ソフトバンクとも通信環境が確保されています。

 

※井川山林には本格的な登山ルートが多くあります。体調や天候の変化に十分注意し、無理をせず安全優先で登山を楽しみましょう。また、体温調節をしやすい服装や飲料水・行動食など万全の装備を準備しましょう。

※このクエストは、いきものたちを守ることを目的としています。いきものたちの居場所を荒らさないよう、登山道以外での撮影は絶対にしないでください。

※絶滅危惧種等の希少種の投稿については、保全の観点から、投稿の位置情報を強制的に非公開とさせていただいております。あらかじめご了承ください。

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