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vol.1:南アルプス“ミズナラ樽”プロジェクト

自然のままに佇む大木。

※写真:ミズナラの大木

南アルプス井川社有林には、多くの樹種が生育している。その数はどれくらいだろうか。厳しい生育競争に揉まれ、多くの芽生えが日の目を浴びず土へ還っていく。大木となるには、運がなくてはいけないと思うほどだ。手つかずの自然が残る南アルプス井川社有林には、このような大木がいたる所で堂々と佇んでいる。

活かす。

ウイスキーづくりを始めるにあたり、決め手となった一つが、豊富な木材であった。ミズナラはもちろん、クリやウダイカンバなど、樽材としての可能性、夢が膨らむ自然がそこにあった。上の写真にあるミズナラの玉切り材は、倒木。このまま土に還るはずだった。しかし、ミズナラ樽として生まれかわり、違うカタチで活かされることになった。ただ、国内で洋樽を専門に製造する会社は数少なく、材は宮崎へ送られ、職人の手によって堂々とした樽へと姿を変え戻ってきた。

「惜しい・・・」

自社材ミズナラ樽を見た瞬間、正直、何とも言えない感情が生まれた。南アルプスの水でウイスキーをつくり、南アルプスで自社材樽をつくり、南アルプスの地で熟成させる・・・。これが達成できれば、井川蒸溜所のウイスキーは、間違いなく南アルプスや地域の価値となる、と。

このプロジェクトの始まりは、ここにあったと振り返る。

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